【活動報告】PWS Cup 2025 に挑戦 — 匿名化と再識別技術を競うプライバシー保護コンテスト —
10月27日(月)~31日(金)に岡山コンベンションセンターで開催されている PWS2025(プライバシーワークショップ)・CSS2025(コンピュータセキュリティシンポジウム) にて、研究プロジェクト SDC4Society の特任研究員と学生メンバーが 「PWS Cup 2025」 に出場しています。
PWS Cup は、「匿名化技術の発展」「再識別手法の検討」「安全性と有用性の両立技術の評価基盤の構築」を目的とするコンテストです。匿名加工技術(プライバシー保護の観点)と再識別リスク評価(攻撃者の視点)の両面から技術を競い合う形式で実施され、プライバシー保護技術の実践的な検証と人材育成を目的としています。
本コンテストは、情報処理学会コンピュータセキュリティ研究会(CSEC研究会)が設置した PWS組織委員会 の下、同学会セキュリティ心理学とトラスト研究会(SPT研究会)との共催により運営され、コンピュータセキュリティシンポジウム(CSS) に併催して開催されています。

PWS Cupでは、「加工フェーズ」「攻撃フェーズ」「評価フェーズ」の一連の流れを通じて、匿名化技術と再識別手法を実践的に評価します。このプロセスは2回繰り返して行われ、第1回を予備選、第2回を本選と位置づけています(すでに本選まで終了)。
特任研究員と学生メンバーが力を合わせ、予備選から本選までチーム一丸となって挑戦しました。
※写真:PWS Cup 2025 本選の対策に挑むチーム「HAPPY」
PWS Cupの結果発表および表彰式は、10月29日(水)に実施予定です。
プロジェクトメンバーからのうれしい報告が届くことを期待しています。
